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超ド定番IPと新規IPの両輪

ご多分に漏れず、両方(アソビノオトオンラインフェス・あふぅTV)見ていました。後者は忘れていて最初の10分ぐらい見られなかったんだけれども。どちらも昨今のCovid-19ご時世で本来の企画ができなくなった代替案とのこと。しかし幸か不幸か、新しいビジョンを全世界に提示することになったんじゃないかなぁって思う。

バンダイナムコのスローガン「アソビきれない毎日を/More Fun for Everyone」が私はとても好きで、同社グループが展開するコンテンツのごくごく一部しか触れていないのに、それでも正直全部を食い切れない、アソビきれない。勿論可処分所得の問題もあるし、「可処分時間」も有限。何にお金を、時間を注ぐか、という選択に毎日迫られている。「どうしてミリの5thライブ生配信とアソビノオトオンラインフェス被せたんだよ!!!!」ってブーたれる程度にあの会社はコンテンツを山ほど持っている。それを効果的に活用できているのかどうかを論じる記事ではないのでそれは控えるが、とにかく配信時間が被ってでもGoする程度には山ほど、なのである。1つ1つの選択の場面では同社コンテンツもそれ以外もひっくるめて、「どちらも欲しいが、こちらを切り捨てなければならない」という苦渋の決断を迫られ、楽しいけどその直前には強めのストレスを抱える。が、その状況が本当は幸せであるということに思い至る次第。

んで本題。アソビノオトオンラインフェスはもりくぼの中の人、高橋花林さんをDJ陣に並べてシンデレラ限定セトリ。MONACAのお二人はもう少し枠を広げてアイマス限定セトリ。アイマス曲で見るクリエイターさんがDJやってたり、他のDJ陣も結構アイマス曲使ってる。なんなら開幕のDJ和さんがO-Ku-Ri-Mo-No Sunday!でブチ上げ。

その上で、フィナーレでブチ上がった「電音部」というコンテンツ。「あぁ作曲陣いろいろ居てるなぁ、アイマスで見たことあるお名前もちらほら。」という感想しか無かったが、終わった後に「アイマス声優が1人も起用されてない」という旨のツイートを見て驚いた。言い方が悪い+個人の感想だが、女性声優は石を投げればASデレミリシャニのどれかに参加している人に当たるんじゃないかってぐらい多いと思っていた。
しかしバンナムがフェスのオチに持ってくるぐらいの鳴り物入りの企画なのに、アイマス声優が1人も居ない。なんだろう、アイマスの助走を付けずに完全新規って言ったら良いのか?とにかく挑戦的な姿勢を取っているんじゃないかって感想。

そして昨日のSHOWROOM 星井美希生配信、あふぅTV。Covid-19の影響でMRアンコールが吹っ飛んでしまい、DMM VRシアターもそのままクローズと相成ったため完全に見られなくなってしまったMR(余談だが俺まだ1回も行ったことなかったので本当悔しい)。それの代替としてこの配信をするとのこと。つまりMRがインターネット上で見られるっていうんだ。しかも見るだけなら無料。イープラスヴァァァァァ!!!をしなくて済むとか神じゃないか。

この記事を書きながら思いだした。俺はプロミで「モーショントラッキングと中村先生アテレコがリアルタイムで融合する」というのを見たじゃないか。あれがMRになり、配信になる。数年越しの布石だったか。

SHOWROOMがどれだけの収益になるのかはわからないし、課金アイテムがどれだけ飛んでいったかというゲスパーツイートも見掛けていないが、どうやら相当いい金額だったのではという推測はちらほら見る。そして人数も9万人越え。誰かが言った「東京ドーム2つ分」。なんだ30分かつ視聴無料とはいえ星井美希は1人でバンナムフェス両日分の人間を動かしたのか?アタマおかしいな?(無論褒め言葉)

個人的には「ロケットスタートをぶちかまそうとする新進気鋭のIP」と「15年走り続けこれからも突き進む重鎮IP」が正面からぶつかり合って切磋琢磨・昇華していく、その過程を見ているんだと思う。ほらやっぱりアソビきれない量のコンテンツを投げつけてくるじゃないかバンダイナムコ!俺の財布と時計はもうゼロよ!!!